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100万の資金、どうして浙江大学のその専攻に投入?

業界ニュース 2017.07.24

現在の病院では医師が一番不足な専門分野はどれだか?
社会的な需要量が一番多いのはどれだか?
総合病院ではベッド数が一番足りないのはどれだか?
答えはすべて同じだ。——それはリハビリ——科である。


統計によると、リハビリ需要のある潜在人数は約1.7亿人であり、高齢者、障害者、持病患者の三種類の者が含まれている。絶えずに増長しているリハビリ需要のある人数の一方、不足な人材と医療資源である。「病気」から、「健康」に重点を移した医療制度を施行する時、リハビリ科という社会全体にも及ぶ「欠陥」をどう補うべき?

浙江大学が行われたこの資金贈与が私たちの進むべき道を指し示した。
 
リハビリ科建設へ100万専用預金投入
7月11日午後、浙江大学医学部で、浙江大学の副学長である羅建红は上海東骅医院管理有限会社の社長である劉家敏から100万元の小切手を貰い、「浙江大学東骅リハビリファンド」を発足し、大部分は浙江大学リハビリ医学科の研究とリハビリ人材の養成に投入した。
『浙江大学東骅リハビリファンド』が用いられた場所は浙江大学医学部附属の第一病院である。(以下「浙大一院」と略す)浙大一院のリハビリ科は現在、既に省内リハビリテーション医学の臨床、教導、科学研究のセンターとなった。省内の複雑な病状に対するリハビリテーションサービスという役目を担う、国内リハビリテーション医療における医師助手資格の規範化養成センターであると院長の王偉林先生が述べた

『私たちは必ずこの専用ファンドに対する管理を徹底し、リハビリの先端技術を浙江省内へ広め、我が省のリハビリテーション医療の水準を高めます。』と王伟林先生が述べた。浙江大学医学部附属の第一病院の副院長であり、リハビリ医療センターの主任部長でもある陳作兵の紹介によると、リハビリテーションは持病管理の中の重要な一環ととして、持病の再発の可能性を効果的に減らし、治癒効果を上げるという役割があるということだ。

統計によると、先進国における「卒中」による障害の発生率は30%ぐらいであるに対して、我が国では75%を超えたということである。リハビリテーションという一環の欠如がその主因である。

脳卒中患者の中で積極的にリハビリテーションを受けた者は再度歩く能力と日常生活能力を身に付ける者が90%であり、職場復帰できた者が30%である。リハビリテーションが行われない場合は上述持病の二種類の回復者は僅かな6%と5%である。「専用のリハビリファンド」の設立は渡りに船と言われるようにリハビリテーション学部の持続可能な改善とリハビリに必要な人材の養成を促進し、リハビリ分野における私たちの活躍も促成しました」と陳作兵副院長が述べている。
リハビリ学部人手不足尚人材不足
リハビリテーション医学というのはなんだか?

物理療法、運動療法、生活訓練、技能訓練、言語訓練と心理カウンセリングなどの複数の手段を通してなるべく早く患者を回復させる障害者と患者のリハビリに関する医学応用学である。


2011年、衛生部(現在「衛生計画出産委員会」と呼ばれる)が公表した『総合病院リハビリテーション科の建設と管理指導』という通告は全部の二級以上の総合病院に対しリハビリテーション科の建設を要求している。

しかし2014年末までは我が国の二級以上の病院数は8973ヵ所である(三級病院が2002ヵ所、二級病院が6971ヵ所含まれる)のに対して、実際リハビリ科が設置された総合病院の数は3288ヵ所である。要求に比べると、リハビリ科が設置された二級以上の病院は半分も足りない。

深刻なリハビリ科の医師不足である。国際の平均水準に比べると、現段階で必要なリハビリ医師は11.47万人であるのにも関わらず、全国リハビリテーション医療専門技術者がわずかな39833人で、まだ10.09万人も足りない。

浙大一院を例とすると、リハビリ科が全国トップにあるのにも関わらず、現在リハビリ科の病床数は僅かな30台で、リハビリ医師が13人だけ、治療医師が20人だけ、看護師が30人だけ配置されている。病床配置の面でも、国家衛生計画出産委員会が要求した5%の目安より4~5倍の大きな差がついている上に、リハビリ医師の配置も相当不足など、浙江における多くの病院が直面している共通問題である。

『リハビリ治療人材を養成するには普通少なくとも4年かかります。人材難の解決法として臨床医の転科などの手があります。リハビリテーション業者の資格を取るには中国医師協会の定期審査に合格する必要があるため、ファンドはリハビリテーションの人材養成を着目点とするのは非常に合理で現実的な決定です。』と陳作兵が述べている。

浙江大学医学院リハビリ部の設立を望む
リハビリ医学が関心を持ったのは病因と臨床治療ではなく、それは自主的に生活するという機能の状態を獲得して、家庭に復帰して、社会に向かうということである。

浙江大学医学院はずっとリハビリテーション分野において試行している。学科の建設では、現在、浙江大学の医養結合研究センターが設立し、主に理論の研究に従事して、政府の政策に参考意見を提供するのである。それに、人材の育成ために、浙江大学のリハビリ研究室も起動し始めたのである

陳作兵はもう一つの身分があって、それは浙江大学の医養結合研究センター専門委員会の主任委員である。陳さんは伝統のリハビリテーションに基づいて、真っ先に「早期リハビリ、総合リハビリ」という理念を提案して、また、リハビリを患者の手術の全プロセスに導入すべきということも提案した。

その後、陳さんは東骅病院の管理層と接触しているうちで、自分のリハビリの理念とリハビリの夢を提出して、グループの高層リーダーたちに感動させた。すると、今度の寄贈があった。

陳さんは、『遠くない将来には、われわれは社会の各界からの力を通して、浙江大学医科院のリハビリ部の設立を推進して、または浙江大学リハビリ病院の創設ために基礎を築くということを希望します。』と言われた。