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北京市国有企業 10 社が養老サービスに参入

業界ニュース 2017.03.22

北京誠和敬ステーション養老服務有限公司(北京市国有企業の北京市国有資産経営有限責任公司子会社)は、今後、北京市内で約200カ所の社区型養老ステーションをチェ ーン展開する。

北京市朝陽区望京にオープンする施設は、7部屋15床の規模でリハビリセンターや中国医学、診療施設も併設している。入居高齢者の多くは近隣の住民。

同社グループでは、これまで多くの大型養老施設を建設していたものの、北京市政府が社区施設を整備する指導意見を発表したことを受けて、新たに専門企業を設立。買収、提携、入札などを通じて拠点整備を進めており、今年内に約40カ所、来年には約60カ所の設置を予定している。入居費用は毎月3,800 元~10,000元程度。その他に訪問サービス、高齢者向け食堂、住宅改造、器具レンタルなどの追加サービスも提供しており、既に収支は均衡している。

北京市国有企業では、金隅集団は2014年から養老関連事業を展開、複数の社区養老センターを展開している。北控集団は、本年8月にリハビリ病院も備える高齢者マンションの建設を発表。その他にも首鋼集団、北辰集団、外経貿集団等の国有企業も参入準備を進めている。